私ならきつく対応してしまう
例えば病気で病院にかかった場合、生活スタイルが病気を悪化させるようなら、医師からはこっぴどく生活スタイルを改善するように言われることがあります。あまりにも改善が見られない場合や、自分自身がその病気に対しての意識が低すぎると、医師からは怒られることさえあります。ですが、そういった今のままでは大変なことになります、という事態の深刻さを肌で感じることができます。歯の健康は身体の健康維持にも大変重要な役割を持っているわけですが、歯医者にかかってそんな風に怒られたという経験はありません。歯医者さんはどちらかと言えば、黙々と虫歯なら虫歯の治療をして、簡単に自宅ケアのアドバイスをして、という感じです。歯医者を目指すきっかけになったのはどういったことなのか、歯医者さんに興味を持った人の気持ちがいまいちよくわかりません。歯が健康でないと病気になる可能性がある、ということを知っているのであれば、もっと強い言葉で患者さんに接することがあってもおかしくないのでは?と感じるからです。私が子供を連れて小児歯科を訪れた時、虫歯を放置しすぎて半分以上も溶けている写真を見せられました。先生はわらって、この状態になるまで歯医者に連れてこないお母さんもいます、と言っていました。私が歯医者ならそんな母親には、きっときつく対応してしまうのではないかと思います。大人は痛みを感じれば歯医者に行くことができます。虫歯になると歯が溶けるなんて知らないとは思います。しかし、異変のあった時点で歯医者には連れて行くべきだと思います。